〜この記事を読んでほしい方〜
DeepLで英語やフランス語などの長文読解をしている方
長文で出てきた単語を忘れないようにしたい方
今回は、DeepLとAnkiをかけ合わせた学習方法をご紹介したいと思います。
以前、ChatGPTとAnkiとの組み合わせをご紹介しました。
今回ご紹介する方法は、ChatGPTのものよりも、簡単で、かつ単語の単体ではなく、文章ごと覚えられる、というメリットがあります。
また私はフランス語を勉強しているので、フランス語学習に利用しておりますが、
DeepLが対応している言語であれば、英語でも、ドイツ語でも、ロシア語でもエストニア語でも使えると思います。
一方で、私が上の記事でやった、ChatGPTのように文法解説まではできません。
適宜使い分けていただけると幸いです。
DeepLとAnkiをインストール
まずDeepLとAnkiをインストールしてください。
DeepLはChromebookの拡張機能を使います。
AnkiはDesktopバージョンを使います。
特に難しいポイントはないので、各自サイトからご準備いただければと思います。
学習のフロー
それではメインであるDeepLとAnkiを組み合わせた学習法の紹介をしていきたいと思います。
コンセプト
この学習では、以下のことを目的とします。
- Webサイトを使った長文読解をスムーズに行う。
- ただし、DeepLでは文法解説までできないので、翻訳結果を見て文構造や使われている文法がわかるくらいの力は必要。
- 加えて、長文読解で出てきた知らない単語を復習できるようにする。
- しかもそれを最低限の労力で、かつ、その単語が使われていた文章を使ってフラッシュカード化する。
一番最後のポイントが、文字では若干分かりづらいと思います。
しかし、肝となるポイントなので、ぜひ次の画像解説をごらんください。
DeepLで長文を読む(Step1)
まずは、学習したい言語のWebコンテンツを探します。
なんでもいいです。
ちなみに、英語学習でおなじみのTEDでも可能です。
フランス語学習の場合、私はよくLe français facile avec RFIを使っています。
わからない文章をDeepLで翻訳する(Step2)
長文を読んでいる中で、わからない単語が出てきたら、DeepLで翻訳します。
翻訳したい箇所を選択状態にして、DeepLのマークを押すだけです。
出てきた日本語訳をコピーする(Step3)
続いて日本語訳をクリップボードにコピーします。
わざわざ翻訳結果を選択してコピーせずとも、ショートカットが用意されているのでワンクリックで可能です。
選択した原文を右クリックしてAnkiを開く(Step4)
翻訳対象となっている原文が選択状態のままだと思います。
そこを右クリックしてください。
するとAnkiの項目があります。そこをクリックしてAnkiを開いて下さい。
Ankiに登録する(Step5)
後は日本語訳を貼り付けて完成です。
さいごに
いかがだったでしょうか。
この方法を使えば、長文読解をスムーズに行うことができると思います。
また、読解中にわからない単語を、わざわざ辞書などで調べる手間も省け、かつ後で復習できるように簡単に登録しておくことができます。
加えて、Ankiは適切な復習のサイクルを作ってくれるので、リーディングのトレーニングに完璧な方法だと思います。
是非試してみて下さい。
ほなね〜
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