~この記事を読んでほしい方~
ワーホリに行く予定の方
できるだけ自己資金を使わずにワーホリを過ごしたい方
今回は、お金のお話をしていきたいと思います。
ワーホリに行く目的は人それぞれだと思います。経験がほしかったり、知見を広めたかったり、交友関係を広めたかったり。
しかし、いくらきれいごとをいっても、結局お金がないと、やれることも行ける場所も制限されてきます。もし、日本での貯金が無尽蔵にあれば、その貯金を切り崩しながら1年間過ごすこともできると思ます。
しかし、私の場合は、そうではなかったので、いろいろと工夫をしました!
その結果、渡航までの費用とフランスに到着してしばらくの生活費にのみ、日本での貯金を使い、後は現地で稼いだお金で過ごすことができました。
また、それだけでなく、ある程度の貯金をユーロで作ることができたので、しばらくの間旅行をすることもできました!
旅行のお話は下記記事に各旅行先へのリンクをまとめております!
今回は、そんなお金周りのお話をしていきたいと思います。
使った日本円
まず初めに、どうしても渡航費やビザ申請のための費用などは、自己資金を使わざるを得ません。
(※円もユーロも、自分で稼いだお金なので、どちらも自己資金なのですが、便宜上日本円を自己資金と呼んでいます。)
実際にどのくらいの金額を使ったのかは、こちらをご覧ください。
ということで、私は幸いにも、渡航前と最初の1カ月だけ自己資金を使いましたが、それ以降は、フランスに来て働いた給料で過ごすことができました。
先述の通り、仕事が終了したので、残っているビザの2か月間は旅行をして過ごそうと思っておりますが、フランスに来て貯めたお金だけで過ごせそうです。
実際にユーロはいくら貯まったのか?
ということで、続いて実際に手元に残った金額をお話していきたいと思います。
この記事公開時点のユーロ円のレートが、「1ユーロ=164.72円」です。
それに基づいて計算すると、、、、
9,799ユーロ=1,614,091円
貯まりました!!!!
日本で真剣に働いて、貯金しても、なかなか1年間で貯められる額ではないと思います!
しかも厳密には10カ月しか働いていません。そう考えると、金銭面で大成功だったワーホリだと思います。
といっても私がなにか特別すごかった、というわけではありません。私は10カ月間フランスのほぼ最低賃金(SMIC)で働いていました。
しかも、日本円に変換するとすごい額に見えますが、私が出国した2023年6月時点でもすごかった円安がこの1年でさらに進行したことも起因しています。そのため、フランスでの物価なども勘案すると、日本円に換金したときほどのインパクトがある額ではないかもしれません。
しかしながら、しばらくの間ヨーロッパを気ままに旅行するぐらいのお金は貯められました。
と、ここまで自慢ばかりしていて、何の役にも立たない記事なので、次の章で私が意識していたことをお話していきます。
ぜひ、ワーホリ中に、貯金を崩したり、貧乏生活したくない方は、ご参考にしてみてください。
お金を貯めるための工夫
ではさっそく、お話していきたいと思います。
- 仕事を途切れさせない。
とにかく、これだと思います。
最低限働いていれば、収支がマイナスになることはないと思います。
私は、仕事を2つしてきました。どちらも給料は低かったです。
しかしながら、片方は家付きの求人でした。そのため、家賃が全くかかりませんでした。デメリットとしては、「3人で部屋をシェア(寝室は別)」「狭い」「家付き=不便な場所での仕事」というところがあります。仕事にもよると思いますが、家付きの求人はこういうデメリットを抱えていることが多いと思います。ただ、私はこれらのデメリットと、仕事が終わったら旅行しまくれることを天秤にかけて、家付きの求人を選びました!
もう一方の仕事は、レストランでした。こちらは家付きではなかったので、家賃は自分で払いました。ただ、レストランの求人のメリットとして、「チップがもらえる」「ご飯がただで食べられる」というものがあります。チップはレストランによっては分配してもらえないところもあるそうですが、賄いはだいたいどこのレストランでも食べられるみたいなので、料理する必要もなく、食費もかからないので、非常にありがたいところです。レストランのデメリットとしては、お客さんが帰るまで帰れない、です。これは非常につらかったです。。。。日本みたいに「ラストオーダー」とか「閉店時間(出ていかないといけない時間)」がないので、開店時間中にお店に入られてしまえば、そのお客さんが出ていくまで、帰れません。なので、フルタイム(昼と夜の営業時間両方)で入ってしまうと、想像以上に時間が奪われてしまいます。 - 家付きの仕事を探す。
先述の通り、家賃がかからない、ということが一番のメリットです。
ただ、それだけではなく、「保証金」や「保証人」を準備する必要がない、ということが大きいです。
多くの場合において、家は仕事を始める前に契約すると思います。そもそも仕事に就いていないと、家を契約することは難しいと思います。それに加えて収入がない時点から初月の家賃と保証金を準備することは、非常に負担になることが想像されます。
また、現地に知り合いがいない状態から、保証人を付けることも非常に困難だと思います。じゃあその分保証金を多く積む、となればまた金銭的負担が大きくなります。
そういう意味で、最初の数カ月だけでも家付きの求人に就くことは、先述のデメリットを勘案しても悪くない選択だと思います。 - ホテル暮らしやAirbnbで借りた部屋には住まず、賃貸を探す。
当たり前ですが、当然長期間住む場合、賃貸を借りる方が安上がりです。
例えば月に1000ユーロ家賃で払ったとしても、1日当たり約33ユーロです。ホテルやAirbnbでこの値段を探そうと思うと、パリはおろか、地方都市ですら困難です。
ただ、先述の理由から1カ月以内であれば、ホテルやAirbnbでもありかな、とは思いますが、それ以上になれば、現地サイトやMIXB、Ovniなどを活用して、なんとか月貸ししてくれる部屋を探すべきだと思います。
後は、もし求人が先に決まっている場合、そこの雇い主に相談してみるのもありだと思います。仮に家付きの求人ではなくても、なんらかのツテやアテがある可能性もあります。 - 無駄な外食をしない。
私なりの言葉で換言すると「生きるための食事にお金を使わない」です。
私は行きたいレストランや、食べたいパンやお菓子を我慢することはしませんでした。せっかくフランスに来たのだからフランス料理やバゲット、クロワッサン、お菓子は全く躊躇なくお金を使いました。大好きなものが本場で食べられるのだから、ケチっていてはもったいない、と思ったからです。
その一方で、「生きるための食事」、おなかが減ったから食べる、ものについては、徹底的に節約しました。自炊したり、パン屋さんでサンドイッチを買ったり。そのサンドイッチでもパンがおいしいので十分に満足できるのですが。また、スーパーの食品はそれほど高くない、むしろ野菜・フルーツは日本との物価差を考えると安いです。
毎食贅沢な食事をするわけにもいかないので、「生きるための食事」は工夫してお金を使わないようにして、休日などに調べておいたレストランに行ったり、パン屋さんに行く、という生活をしていました。 - 移動費などは節約する。
食べたいものや、やりたいことに使うお金は惜しまず使っていましたが、移動費はめちゃくちゃ節約してました。というもの、移動中車窓から見える景色も好きなので、そこの時間がいくら長くなっても苦痛ではありませんでした。
それならば、安く移動しよう、ということで、TVGよりも普通電車を、普通電車よりもバスを愛用していました。Omio を使って、交通経路を調べると、飛行機、電車、バスを一括で比較することができます。
【Omio】フランス国内を安く、お得に、損をせず移動する方法【ボルドー↔リヨンなど】飛行機・バス・電車 - お金の管理をしっかりする。
上記のようなことを意識していれば、お金が貯まらない、ということはないと思います。ただ、無駄な出費をしていないかなーと確かめる意味でも、お金の管理をすることは大切です。
私の場合、ちょこちょこお酒を買ったり、スナック菓子を買ったりしていて、「今月は買う頻度多いなー」とか確かめていました。
フランスは日本よりもカード社会なので、現金出費がほとんどありません。なので、家計簿みたいなのを付ける、という面倒なことはしなくて済みます。
私の場合、Wise を、銀行兼クレジットカードとして使っているので、自分の収入と支出をWise のアプリ上でいつでも確認することができました。収入と支出を管理できるだけでなく、もっと詳しく、ソートして調べることができるので、便利です。
また、ワーホリでのお金が余っても、少ない手数料で日本円に替えられると思います。
Wiseのワーホリでの詳しい使い方はこちらをご覧ください。
さいごに
いかがだったでしょうか。
人によってお金に対する価値観は違うと思うので、この記事に書いたことが正解ではないですが、私なりにお金の面で満足いく1年間が過ごせたので、まとめてみました。
少しでもご参考になれば幸いです。
ほなね~
コメント